地図で見る2019年(令和1年)路線価が高い所在地ランキングTOP30(東京国税局管轄)、全国平均は+1.3%で4年連続上昇

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7月1日、国税庁が2019年(令和30年)の路線価を発表しました。

路線価とは主要道路に面した1平方メートルあたりの土地価格(評価額)のことです。

毎年7月にその年の1月1日時点の価格が公表されます。

路線価は相続税や贈与税の算定基準となります。つまり、路線価が上がれば相続税や贈与税も上がり、路線価が下がれば相続税や贈与税も下がります。

相続税や贈与税が気になる高齢の方は、自分が保有する物件付近の路線価の傾向をチェックしておいた方がいいでしょう。

また、銀行が融資の担保とする土地の評価にも使われるため、不動産投資をやっている人も物件購入前に必ずチェックする項目となります。

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2019年6月4日

地図で見る2018年(平成30年)路線価が高い所在地ランキングTOP30(東京国税局管轄)

2018年7月7日

また、土地の価格を示す指標には、他にも「公示地価」や「基準地価」があります。

地価(=土地の価格)の指標となる「公示地価」「路線価」「基準地価」の説明と違い

2018年10月3日

地図で見る2019年(平成31年)東京の住宅地で公示地価が高いエリアランキングTOP30、4年連続上昇も全国では二極化進む

2019年3月21日

地図で見る2018年(平成30年)東京の住宅地で公示地価が高いエリアランキングTOP30

2018年4月4日

地図で見る!2017年 東京の公示地価(住宅地)が高いエリアランキングTOP30

2017年7月26日

2019年(令和1年)の路線価の傾向

  • 全国平均では前年比1.3%プラスと4年連続で上昇、上昇率はこの4年で最高。(2018年は0.7上昇、2017年は0.4%上昇)
  • バブル崩壊後初の4年連続の上昇。
  • 地方に波及しつつある訪日客(インバウンド)増加や再開発などが地価上昇をけん引。
  • 都道府県別の路線価は19都道府県で上昇(2018年は18都道府県で上昇)、下落したのは27県。
  • 首都圏では東京都(+4.9%)、千葉県(+1.0%)、埼玉県(+1.0%)、神奈川県(+0.9%)がいずれも6年連続で上昇、最も上昇率が高かったのは沖縄県(+8.3%)。
  • 路線価トップは34年連続で東京都中央区銀座5の文具店「鳩居堂」前、3年連続で過去最高を更新。
  • 銀座の上昇率は2017年(+26%)、2018年(+10%)、2019年(+3%)と減速ぎみ。そろそろピークか?
  • 東京都内は訪日外国人の増加に加え、人口や企業の東京一極集中が続き、地価を押し上げる。
  • 上昇率が最も高かったのは浅草(+35.0%)、インバウンド(訪日外国人客)の増加によるホテル需要の高まりなどが要因。
  • 昨年度の上昇率1位(+15.8%)の麻布が15位にランクを落とす。
  • 訪日外国人(インバウンド)増加と高齢者の都市部への回帰が地方の地価を下支え。
  • 訪日外国人客に人気がある地域ではホテルや商業施設の建設需要があり、地価が上がりやすい傾向。
  • 暮らしやすい都市部に移り住む高齢者が駅前や商業施設の周辺などの地価を支える。

地図で見る2019年(令和1年)路線価が高い所在地ランキングTOP30(東京国税局管轄)

以下のランキングは東京国税局から発表された路線価なので、東京国税局が管轄している「東京都、神奈川県、千葉県、山梨県」の1都3県のランキングとなります。

ただし、トップ30には千葉県と山梨県は入っておらず、神奈川県では横浜市が2つ、川崎市が1つ、その他は全て東京都になっています。

1位

税務署 所在地 路線価 対前年変動率
令和元年 平成30年
京橋 中央区銀座5丁目 銀座中央通り 4560万円 +2.9% +9.9%

2位

税務署 所在地 路線価 対前年変動率
令和元年 平成30年
新宿 新宿区新宿3丁目 新宿通り 2920万円 +5.8% +12.7%

3位

税務署 所在地 路線価 対前年変動率
令和元年 平成30年
四谷 新宿区新宿3丁目 新宿通り 2712万円 +5.9% +12.3%

4位

税務署 所在地 路線価 対前年変動率
令和元年 平成30年
渋谷 渋谷区宇田川町 渋谷駅側通り 2640万円 +10.0% +11.1%

5位

税務署 所在地 路線価 対前年変動率
令和元年 平成30年
麹町 千代田区有楽町2丁目 晴海通り 2624万円 +4.5% +9.0%

6位

税務署 所在地 路線価 対前年変動率
令和元年 平成30年
日本橋 中央区八重洲1丁目 外堀通り 1944万円 +5.2% +5.0%

7位

税務署 所在地 路線価 対前年変動率
令和元年 平成30年
麻布 港区北青山3丁目 青山通り 1520万円 +12.4% +15.8%

8位

税務署 所在地 路線価 対前年変動率
令和元年 平成30年
港区新橋2丁目 新橋西口駅前広場通り 1336万円 +7.7% +9.2%

9位

税務署 所在地 路線価 対前年変動率
令和元年 平成30年
横浜中 横浜市西区南幸1丁目 横浜駅西口バスターミナル前通り 1160万円 +13.3% +13.3%

10位

税務署 所在地 路線価 対前年変動率
令和元年 平成30年
豊島 豊島区東池袋1丁目 グリーン大通り 1102万円 +9.8% +11.8%

11位

税務署 所在地 路線価 対前年変動率
令和元年 平成30年
上野 台東区上野4丁目 中央通り 840万円 +9.7% +8.2%

12位

税務署 所在地 路線価 対前年変動率
令和元年 平成30年
神田 千代田区外神田4丁目 中央通り 824万円 +8.6% +6.9%

13位

税務署 所在地 路線価 対前年変動率
令和元年 平成30年
立川 立川市曙町2丁目 立川駅北口駅前広場前 575万円 +3.0% +2.6%

14位

税務署 所在地 路線価 対前年変動率
令和元年 平成30年
武蔵野 武蔵野市吉祥寺本町1丁目 サンロード 506万円 +10.7% +8.3%

15位

税務署 所在地 路線価 対前年変動率
令和元年 平成30年
品川 品川区上大崎3丁目 目黒通り 456万円 +10.9%

16位

税務署 所在地 路線価 対前年変動率
令和元年 平成30年
川崎南 川崎市川崎区駅前本町 川崎駅東口広場通り 416万円 +12.4% +14.9%

17位

税務署 所在地 路線価 対前年変動率
令和元年 平成30年
目黒 目黒区自由が丘1丁目 自由が丘駅前広場通り 409万円 +8.8% +10.3%

18位

税務署 所在地 路線価 対前年変動率
令和元年 平成30年
中野 中野区中野5丁目 中野駅北口駅前広場前 373万円 +11.7% +9.2%

19位

税務署 所在地 路線価 対前年変動率
令和元年 平成30年
本郷 文京区湯島3丁目 春日通り 349万円 +10.8% +7.1%

20位

税務署 所在地 路線価 対前年変動率
令和元年 平成30年
足立 足立区千住3丁目 北千住駅西口駅前広場通り 341万円 +20.1% +14.5%

21位

税務署 所在地 路線価 対前年変動率
令和元年 平成30年
玉川 世田谷区玉川2丁目 玉川通り 304万円 +18.3% +13.2%

22位

税務署 所在地 路線価 対前年変動率
令和元年 平成30年
浅草 台東区浅草1丁目 雷門通り 301万円 +35.0% +12.6%

23位

税務署 所在地 路線価 対前年変動率
令和元年 平成30年
蒲田 大田区西蒲田7丁目 蒲田駅西口本通り 298万円 +9.2% +5.8%

24位

税務署 所在地 路線価 対前年変動率
令和元年 平成30年
王子 北区赤羽1丁目 赤羽駅東口広場通り 254万円 +13.4% +9.8%

25位

税務署 所在地 路線価 対前年変動率
令和元年 平成30年
荻窪 杉並区上荻1丁目 青梅街道 249万円 +13.2% +8.9%

26位

税務署 所在地 路線価 対前年変動率
令和元年 平成30年
大森 大田区大森北1丁目 大森駅東口バスターミナル前通り 245万円 +7.0% +6.0%

27位

税務署 所在地 路線価 対前年変動率
令和元年 平成30年
北沢 世田谷区北沢2丁目 下北沢駅南口通り 242万円 +11.0% +9.5%

28位

税務署 所在地 路線価 対前年変動率
令和元年 平成30年
神奈川 横浜市神奈川区鶴屋町2丁目 市道高島台107号線(鶴屋橋北側) 218万円 +17.8% +14.9%

29位

税務署 所在地 路線価 対前年変動率
令和元年 平成30年
町田 町田市原町田6丁目 パークアベニューターミナルロード 214万円 +3.9% +4.0%

30位

税務署 所在地 路線価 対前年変動率
令和元年 平成30年
八王子 八王子市旭町 八王子駅前広場通り 211万円 +2.4% +3.0%

30位

税務署 所在地 路線価 対前年変動率
令和元年 平成30年
世田谷 世田谷区太子堂4丁目 世田谷通り 211万円 +14.7% +12.2%

30位

税務署 所在地 路線価 対前年変動率
令和元年 平成30年
本所 墨田区江東橋3丁目 錦糸町駅南口ロータリー 211万円 +17.9% +7.8%

東京・神奈川で路線価が前年比10%以上も上昇した所在地ランキング

次は、前年比で10%以上も路線価が上昇している所在地を確認します。

上のランキングと同様に東京国税局管轄のデータなので、「東京都、神奈川県、千葉県、山梨県」の1都3県からになりますが、昨年同様、前年比で10%以上上昇している所在地は東京都と神奈川県にしかありませんでした。

前年比で10%以上も路線価が上昇しているということは、何らかの要因で土地の価値が高まっていると見ることができます。

昨年(2018年)は13の所在地で路線価が前年比10%以上上昇していましたが、今年(2019年)は29の所在地と倍以上に増えています。

しかし、昨年1位(+15.8%)だった「麻布」は前年比12.4%プラスで15位までランクを落としています。

順位 税務署 所在地 路線価 対前年変動率
令和元年 平成30年
1 浅草 台東区浅草1丁目 雷門通り 301万円 +35.0% +12.6%
2 足立 足立区千住3丁目 北千住駅西口駅前広場通り 341万円 +20.1% +14.5%
3 船橋 船橋市本町1丁目 船橋駅前通り 182万円 +19.7% +9.4%
4 市川 市川市八幡2丁目 本八幡駅前通り 122万円 +19.6% +8.5%
5 江東東 江東区亀戸5丁目 亀戸駅北口ロータリー 154万円 +18.5% +6.6%
6 玉川 世田谷区玉川2丁目 玉川通り 304万円 +18.3% +13.2%
7 本所 墨田区江東橋3丁目 錦糸町駅南口ロータリー 211万円 +17.9% +7.8%
8 神奈川 横浜市神奈川区鶴屋町2丁目 市道高島台107号線(鶴屋橋北側) 218万円 +17.8% +14.9%
9 世田谷 世田谷区太子堂4丁目 世田谷通り 211万円 +14.7% +12.2%
10 荒川 荒川区西日暮里2丁目 日暮里駅東口広場通り 190万円 +14.5% +9.9%
11 江東西 江東区門前仲町2丁目 永代通り 144万円 +14.3% +6.8%
12 王子 北区赤羽1丁目 赤羽駅東口広場通り 254万円 +13.4% +9.8%
13 横浜中 横浜市西区南幸1丁目 横浜駅西口バスターミナル前通り 1160万円 +13.3% +13.3%
14 荻窪 杉並区上荻1丁目 青梅街道 249万円 +13.2% +8.9%
15 川崎南 川崎市川崎区駅前本町 川崎駅東口広場通り 416万円 +12.4% +14.9%
15 麻布 港区北青山3丁目 表参道 1520万円 +12.4% +15.8%
17 葛飾 葛飾区新小岩1丁目 新小岩駅南口広場通り 138万円 +12.2% +7.0%
18 杉並 杉並区高円寺北3丁目 高円寺駅北口商店街通り 186万円 +12.0% +8.5%
19 中野 中野区中野5丁目 中野駅北口駅前広場前 373万円 +11.7% +9.2%
20 小石川 文京区小石川1丁目 白山通り 192万円 +11.6% +6.8%
21 西新井 足立区西新井栄町2丁目 西新井駅西口駅前通り 107万円 +11.5% +9.1%
22 北沢 世田谷区北沢2丁目 下北沢駅南口通り 242万円 +11.0% +9.5%
23 品川 品川区上大崎3丁目 目黒通り 456万円 +10.9%
23 江戸川北 江戸川区南小岩7丁目 小岩駅南口駅前通り 122万円 +10.9% +6.8%
25 本郷 文京区湯島3丁目 春日通り 349万円 +10.8% +7.1%
26 武蔵野 武蔵野市吉祥寺本町1丁目 サンロード 506万円 +10.7% +8.3%
27 江戸川南 江戸川区西葛西6丁目 西葛西駅南口バスターミナル通り 130万円 +10.2% +7.3%
28 川崎北 川崎市高津区溝口1丁目 溝口駅前広場通り 174万円 +10.1% +9.7%
29 渋谷 渋谷区宇田川町 渋谷駅側通り 2640万円 +10.0% +11.1%

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