【内覧】ザ・タワー横浜北仲、馬車道駅直結超高層複合マンション、オークウッド横浜初進出、横浜最高層、北仲タワープロジェクト

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ミクストユースタワー

昨日(2016年11月1日)から横浜市中区の大規模開発事業「北仲通北再開発等促進地区地区計画」の中心となる、超高層タワーマンション「ミクストユースタワー」の着工が開始しました。

デベロッパーは三井不動産レジデンシャルと丸紅で、施工は鹿島建設、竣工は2020年4月予定です。

高さは約200メートル、58階建てのタワーマンションで、横浜では一番高いタワーマンションとなります。

さらに、分譲住宅の部屋数も1100戸超と横浜最大のマンションとなります。

他にも、「みなとみらい線 馬車道駅に直結」「サービス付き長期・短期サービスアパートメン・オークウッドが横浜初進出」「分譲住宅、宿泊施設、商業施設、文化施設の複合施設」と盛りだくさんの内容で、おそらく横浜でナンバーワンのマンションになりそうなポテンシャルを秘めています。

マンション名が「ミクストユースタワー」となっていますが、複合施設なので「mixed-use(多目的の)」をカタカナ読みした名前が採用されたのだと思われます。(※マンションの正式名称は「ザ・タワー横浜北仲」となりました。)

最新情報(2017年6月12日)

2017年6月10日に「パシフィコ横浜アネックスホール」にて、この物件のプロジェクト発表会がありました。

当日は2000人近い人が訪れたようで、私も行きましたが会場いっぱいの人で、改めてこの物件の注目度の高さを感じました。

この物件は今まで「(仮称)馬車道駅直結 横浜北仲タワープロジェクト」という仮称でしたが、当日は正式物件名が発表されました。

正式物件名は「ザ・タワー横浜北仲(THE TOWER YOKOHAMA KITANAKA)」です。

私としては、馬車道駅直結ですし、馬車道という歴史ある場所の名称が使われると思ったのですが、あえて「北仲」という名称を持ってきました。

「ザ・タワー横浜馬車道」の方が、資産価値が高く保てそうなマンション名という印象が個人的にはありますが・・・。

東京在住の人でも「馬車道」という地名を知っている人は多いですが、「北仲」という地名を知っている人はほとんどいないのではないでしょうか?(私はこの物件を通して初めて知りました。)

当日発表された内容で、公式HPにすでに載っている以上の情報としては、共有部の写真が見れたことがあります。

「ザ・タワー横浜北仲(THE TOWER YOKOHAMA KITANAKA)」には、以下の5つの共有部が用意されます。

  • ラウンジ(1F)
  • ラウンジ(25F)
  • パーティールーム
  • フィットネスルーム
  • スタディルーム

価格の話は一切出ませんでしたが、三井不動産の他の物件を内覧した時に聞いた話では、ビューが確保できない低層〜中層に関しては普通のサラリーマン家庭でも買える値段で設定してくることが予想されます。

ただし、仕様も「パークホームズ」レベルとなるようなので、高級仕様とは言い難い部屋になると思われます。

三井不動産レジデンシャルのマンションはブランドによって仕様が分かれます。

最高級ブランドは「パークマンション」というシリーズで、資産価値が最高級に高いエリアにしか建設されません。販売の告知も富裕層のみで、一般層には話すら来ません。

「パークマンション」の次に高級なのは「パークコート」シリーズです。「パークコート」は東京にしかありませんでしたが、とうとう神奈川県でも「パークコート山下公園」が2019年に竣工します。

「パークコート」の下に「パークタワー」や「パークシティ」といったブランドが続き、その下に「パークホームズ」が来ます。

「パークホームズ」は一般的なサラリーマン家庭でも買える値段のマンションなので、それほど価格は高くできません。

三井不動産としても、1176戸もの部屋を売り切らないといけませんから、富裕層ばかりをターゲットとはできません。しかも、場所は東京ではなく神奈川県なので、東京よりも完売までのハードルは高くなります。(東京在住者の方がお金持ちが多いので)

ただし、ビューが確保できる中層階〜高層階に関しては、坪単価500万円を超える高級物件となると思われます。

部屋の仕様に関しても、「ホテル上の52F〜58Fはパークコートを超える部屋になるのではないか?」という声も聞きました。

実際、6月10日のプロジェクト発表会でも、57F〜58Fは天井高が3.5メートルとかなり高くなることがアナウンスされたので、超富裕層をターゲットした部屋になると思われます。(通常のタワーマンションの天井高は2.6メートルほどが一般的)

価格から分析すると、「ザ・タワー横浜北仲(THE TOWER YOKOHAMA KITANAKA)」は富裕層と普通のサラリーマンが混在するタワーマンションとなりそうです。

物件としては非常に面白く魅力的なので、どれほどの速度で売れていくのか楽しみでもあります。

仮に、「パークホームズ」レベルの仕様で部屋からのビューがなかったとしても、これだけデザインがかっこいいマンションに割高ではない一般的な価格で住めるなら、それはそれでOKなのではないでしょうか?

また、1176戸もあると価格に歪みが出て、「実際の価値よりも高い価格帯の部屋」と「実際の価値よりも低い価格帯の部屋」が出てくると思われます。

日経平均は2万円超えを果たしましたが、マンション市況はピークを超えており、数年前のようにデベロッパーは強気の価格を設定できなくなっています。

「ザ・タワー横浜北仲(THE TOWER YOKOHAMA KITANAKA)」の販売価格がどのあたりになるのか、個人的に注目しています。

住まいサーフィン」に登録(無料)すれば、過去に販売されたマンションの新築時の分譲価格表が見られるので、それを参考にしてみるのもいいと思います。

買い替え予定がある人は、事前に不動産一括査定サイトで自宅がいくらで売却できるのか確認しておくといいでしょう。自宅にいながらマンションや一戸建てだけでなく、土地も査定してもらえます。近所の不動産屋に査定してもらうより高額査定してもらえる可能性も高いです。

外観デザイン

ミクストユースタワーの外観

外観デザインはガラス張りになっています。

横浜駅周辺やみなとみらいにもタワーマンションが複数建っていますが、ガラス張りのタワーマンションは1つもないので、そういった面でもかなり目立つランドマーク的なマンションとなるのではないでしょうか?

世界の高層ビルのトレンドはガラス張りで空と同調するデザインとなっているので、そのトレンドをしっかり抑えています。

また、なんとなく、森ビルの「虎ノ門ヒルズ」を彷彿させます。

ちなみに、虎ノ門ヒルズは地上52階、高さ247mで2014年5月竣工です。

分譲価格はいくらになるのか?

「ザ・タワー横浜北仲(THE TOWER YOKOHAMA KITANAKA)」は、おそらく横浜で一番の高級マンションになると思われます。

そうなると、気になるのが分譲価格です。

東京ではなく横浜なので、東京レベルの価格設定にしてしまうと、買える人がいないということにもなり兼ねません。

横浜で億ションがバンバン売れるというイメージはなかなか持てません。

オリンピック前の不動産バブル相場もそろそろ終焉を迎えていますので、今までのような強気な価格帯は付けづらいのではないでしょうか?部屋数も1000以上と多いですし。

住友不動産と違い、三井不動産は売れ残りを嫌うデベロッパーです。

といっても、これほどの物件ですから、安いことはないと思いますが。

価格の参考としては、私が内覧した中では、以下のマンションが参考になるかもしれません。

マンション 住所 最寄駅 デベ&施工 竣工予定 高さ&戸数 販売中価格
2016年12月
ブランズタワーみなとみらい

みなとみらい新築

横浜市西区みなとみらい みなとみらい駅
徒歩2分
東急不動産
清水建設
2017年1月 地上29階
99.70m
228戸
完売
ブルーハーバータワーみなとみらい

みなとみらい新築

横浜市西区みなとみらい 新高島駅
徒歩8分
三井不動産
大成建設
2017年2月 地上27階
97.70m
355戸
310号室 3LDK 78.13平米 7,598万円
ブランズ横浜

横浜駅西口徒歩6分

横浜市西区 横浜駅
徒歩6分
東急不動産
西松建設
2018年1月 地上17階
59.99m
210戸
5,080万円(1戸)〜11,860万円(1戸)、6,300万円台(2戸)、残り15戸
パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン ウェスト

1200戸、53階の大型タワー

川崎市中原区 武蔵小杉駅
徒歩6分
三井不動産
竹中工務店
2018年12月 地上53階
178.9m
613戸
1LDK 44.73㎡ 4,500万円〜、2LDK 64.55㎡ 5,800万円〜、3LDK 70.79㎡ 6,500万円、3LDK 70.38㎡ 7,400万円、3LDK 80.64㎡ 8,400万円、4LDK 90.00㎡ 10,400万円、予定販売価格4,500万円台〜10,500万円台、予定最多販売価格帯 6,800万円台
THE 千代田麹町 TOWER

麹町駅直結

千代田区麹町 麹町駅
徒歩1分
駅直結
サンヨー・NTT都市開発・大林新星和不動産
安藤・間
2018年12月 地上23階
79.9m
83戸
2LDK 9,570万円〜、3LDK 15,290万円〜、9,570万円〜16,390万円(予定)、残り5戸
ザ・タワー横浜北仲

馬車道駅直結、58階・1179戸の大型タワー

横浜市中区 馬車道駅
徒歩1分
駅直結
三井不動産・丸紅
鹿島建設
2020年2月 地上58階
200m
1179戸

<関連記事>
みなとみらいタワーマンション比較〜中古価格、賃貸家賃、立地、駅からの徒歩分数、外観写真、歴史

私は上の4物件はすぐに完売すると思ったのですが、2016年12月現在では「ブランズタワーみなとみらい」以外では売れ残っている部屋があります。

「ブルーハーバータワーみなとみらい」は来年2月竣工ですが、まだ1部屋残っています。おそらく、みなとみらいで初の竣工売れ残り物件になるのではないでしょうか?

「ブランズ横浜」はJR横浜駅から徒歩6分という希少な立地の大規模マンションですが、未だに15部屋も残っています。

武蔵小杉の「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン」はイーストとウェストの2棟で1200戸とミクストユースタワーと同等の戸数です。

先に販売されたイースト棟(駅徒歩5分)は完売しましたが、現在販売中のウェスト棟(駅徒歩6分)は未だ完売していません。

同じ、「駅直結」としては「THE 千代田麹町 TOWER」がありますが、こちらは東京の「麹町駅」なので、駅力の違いから「馬車道駅」とはあまり比較できないかもしれません。

「THE 千代田麹町 TOWER」は駅直結ということで強気の価格のためか、現在で5部屋残っています。

このような現状を見ると、今の不動産市況は以前のような勢いをそれほど感じません。

私の肌感覚では、不動産市況が一番勢いがあって強気だったのは、「パークコート赤坂檜町ザ タワー」が販売された2015年夏頃だと思っています。

実際、「パークコート赤坂檜町ザ タワー」では億超えの部屋がバンバンと売れて、すぐに完売しました。

ただ、2015年は日経平均株価が4月に2万円超えを達成し、東京オリンピック前の伸びしろの期待も今より高かった時期です。色んな意味で期待が高く、幻想を描きやすかった時期です。

一方、今はあの頃とは違い、アベノミクスの勢いもだいぶ落ちてきていますし、不動産市況も天井を付いて、緩やかに落ちてきている時期です。

ただし、不動産価格は株価次第みたいなところがあるのも事実です。

株価と不動産価格は連動する傾向があります。

株価が上がれば、多くの含み益を抱える人が増えるので、不動産を買うことに積極的になる人も増えます。

多少高く感じても、「株で儲かっているからOK」という人が増えます。その結果、分譲価格が高くても売れます。

もし、トランプ相場がこのまま続き、2017年に日経平均株価が2万円を超え、2015年6月24日につけた2015年の最高値2万952円を超えるような展開になったら、また不動産を取り巻く市場のルールは変わってくるかもしれません。

また、為替が円安傾向(1ドル120円くらい)になれば、海外の投資家の参入もあり得ます。

横浜は東京都内に比べて資産価値という意味では落ちますが、それでもみなとみらい周辺は絵になる街なので、外国人受けはいいと思われます。

ちなみに、「住まいサーフィン」に登録(無料)すると、新築高級マンションの価格表を見ることができます。

また、「住まいサーフィン」では「予想儲かる率」などのデータも見ることができるので、マンション好きなら登録をオススメします。

私も、自分が内覧していないけど、気になっているマンションの価格をチェックしたりなどに使っています。

すごく便利なので、これから新築マンションを購入したいと思っているなら、登録しておいた方がいいです。

自分が買いたいエリアの周辺価格相場は、事前に必ずチェックしておいた方がいいです。

分譲価格

2017年8月にとうとう分譲価格が発表されました。

ただし、予定価格であり、正式価格ではないそうです。正式価格は11月中旬に発表されるそうです。

また、予定価格は100万円単位での表示なので、「7600万円台」とあっても、「7600万円〜7699万円」まで99万円の開きがあります。

「向き」から見える景色は以下の通りです。

  • 北西&北東・・・みなとみらい方面
  • 南西・・・桜木町駅方面
  • 南東・・・山下公園方面
向き 間取り 面積(㎡) 価格(万円台) 平米単価 坪単価
北(角部屋) 57F 3LDK 212.30 80000 376.82 1243.52
南東 57F 2LDK 121.74 30000 246.42 813.20
南東 57F 2LDK 125.13 30000 239.75 791.17
南西 57F 2LDK 119.44 30000 251.17 828.86
西(角部屋) 57F 3LDK 147.91 40000 270.43 892.43
北西 57F 2LDK 121.74 30000 246.42 813.20
北西 57F 2LDK 123.28 30000 243.34 803.04
北西 57F 3LDK 116.96 30000 256.49 846.44
北(角部屋) 54F 3LDK 119.60 30000 250.83 827.75
北東 54F 3LDK 106.44 22000 206.68 682.07
北東 54F 3LDK 91.32 20000 219.01 722.73
東(角部屋) 54F 3LDK 129.10 30000 232.37 766.84
南東 54F 3LDK 83.14 16000 192.44 635.07
南東 54F 3LDK 84.00 16000 190.47 628.57
西(角部屋) 54F 3LDK 120.16 25000 208.05 686.58
北西 54F 3LDK 84.22 15000 178.10 587.74
南東 52F 2LDK 75.62 14000 185.13 610.94
南東 52F 3LDK 85.24 16000 187.70 619.42
南(角部屋) 52F 3LDK 96.58 20000 207.08 683.37
南西 52F 3LDK 80.51 14000 173.89 573.84
南西 52F 2LDK 76.45 13000 170.04 561.15
北西 52F 2LDK 70.88 13000 183.40 605.24
北西 52F 3LDK 81.77 14000 171.21 564.99
北西 52F 3LDK 85.50 15000 175.43 578.94
ホテル(46〜51F)、展望台(46F)
南東 36F 1LDK 54.45 6000 110.19 363.63
南東 36F 2LDK 67.82 7700 113.53 374.66
南東 36F 3LDK 81.94 9000 109.83 362.46
北(角部屋) 32F 3LDK 91.97 14000 152.22 502.33
北東 32F 3LDK 83.95 10100 120.30 397.02
東(角部屋) 32F 2LDK 83.13 9700 116.68 385.05
南東 32F 3LDK 82.94 8500 102.48 338.19
南(角部屋) 32F 3LDK 83.60 8600 102.87 339.47
南西 32F 2LDK 65.32 6900 105.63 348.59
西(角部屋) 32F 3LDK 80.09 8400 104.88 346.11
南東 32F 2LDK 60.28 6000 99.53 328.46
北西 32F 1LDK 44.03 4900 111.28 367.24
北西 32F 2LDK 74.47 8000 107.42 354.50
南東 28F 1LDK 54.45 5500 101.01 333.33
南東 28F 2LDK 67.82 7100 104.68 345.47
南東 28F 3LDK 81.90 8100 98.90 326.37
北西 21F 2LDK 74.47 7600 102.05 336.77
北(角部屋) 14F 3LDK 91.97 13000 141.35 466.45
北東 14F 3LDK 83.95 8700 103.63 341.98
南東 14F 1LDK 54.45 5200 95.50 315.15
南東 14F 2LDK 67.82 6600 97.31 321.14
南東 14F 3LDK 82.94 7800 94.04 310.34
南(角部屋) 14F 3LDK 83.60 8000 95.69 315.78
南西 14F 2LDK 65.32 6400 97.97 323.33
北西 14F 2LDK 60.28 5500 91.24 301.09
北西 14F 1LDK 44.03 4500 102.20 337.27
北西 8F 2LDK 74.47 6600 88.62 292.46

上の価格表を見ての通り、ホテルの下と上では、まるで別のマンションのような価格設定になっています。

ホテル下は坪単価290万円台からあり、角部屋以外は坪単価300万円台がほとんどです。

ホテル上は1億円以上の部屋ばかりで、坪単価500万円台からと東京プライスで、最高価格の部屋は8億円で坪単価1243万円と3A(青山・麻布・赤坂)や番町、六本木などと同等の坪単価となっています。

「ザ・タワー横浜北仲」の46階には横浜を360度見渡せる展望台が入るので、46階以上はどの角度の部屋でも眺望が将来に渡って確保されるということになります。

逆に、45階以下は将来的に建つ周囲の建物で眺望がなくなる可能性もあります。

北側の結婚式場「ノートルダム横浜みなとみらい」の上も将来的に眺望が確保されるので、価格が高くなっています。

つまり、眺望が将来に渡って確保されるか否かで価格がだいぶ変わってくるということです。

眺望がない部屋は平均的な年収のサラリーマンでも買える価格設定にし、多くのターゲット層を見込み、利益は少ないけど数をさばくことでカバーします。

逆に、眺望がある部屋は、眺望がない安い部屋のぶんまで利益を乗せた高価格帯になっています。

このような値付けは、1000戸を超えるタワーマンションでは普通にあることで、ここに「価格の歪み」が発生します。

というのも、デベロッパーとしても1000戸以上あるマンションを完売させるのは容易なことではないからです。

「タワーマンション=眺望」と考える人もいますが、「ザ・タワー横浜北仲(THE TOWER YOKOHAMA KITANAKA)」は駅直結マンションであり、北仲再開発の中心地であり、みなとみらいを含めたこのエリアのランドマークとなるマンションでもあります。

また、共有施設も大規模マンションならでは素晴らしさがあります。

眺望だけが売りのマンションではないので、「眺望を捨てて、お手頃価格で横浜のランドマークとなるマンションに住まう」という割り切りが、将来的に功を奏する可能性もあると個人的に思いました。

そういう意味では、「価格の歪み」を意識しながら「実際の価値よりも安く価格設定されている部屋」を探してみるのも、面白いかもしれません。

みなとみらいにある既存のタワーマンションも、タワーマンションが隣接しているので、眺望が確保されている部屋は意外と少ないです。

それでも、「みなとみらいに住まう」ということに価値を見出す人は多く、未だに人気のマンション群となっています。

もちろん、金銭的に余裕があるなら、眺望がある部屋の方が、水辺と夜景の両方を楽しめるので毎日の充実度も増すと思いますが。

「タワーマンションからの景色はすぐ慣れる」と言う人も少なくありませんが、街ビューの場合はそれほど変化がないので慣れるかもしれませんが、オーシャンビューは天気や時間帯によって様々な色合いになるので、景色にすぐに慣れることはないという声も多いです。

特に、このエリアは東京にはないオーシャンビューが望めるので、そこは大きな価値だと思われます。

買い替えがある人は、事前に不動産一括査定サイトで自宅がいくらで売却できるのか確認しておくといいでしょう。近所の不動産屋に査定してもらうより高額査定してもらえる可能性も高いのでぜひ上手に利用したいところです。

エリア・地図

「ザ・タワー横浜北仲(THE TOWER YOKOHAMA KITANAKA)」の住所は「神奈川県横浜市中区北仲通五丁目 57-2 他(地番)」です。

地図

「みなとみらい」と「山下・関内地区」のちょうど真ん中あたりに建ちます。どちらも徒歩圏内ですし、自転車でも気持ちいいでしょう。

馬車道駅に直結ですが、JRの桜木町駅からも徒歩8分と徒歩圏内です。

また、2020年完成を目指して、桜木町駅の南口に新しい改札ができるそうです。

そうなると、また人の流れも変わってくることでしょう。

地図

海側の部屋はかなり開放感があると思います。海側と街側で坪単価がだいぶ変わりそうです。

また、このエリアは観覧車などの夜景がすごくきれいです。

なんとなく、外国っぽい雰囲気があるエリアになっています。

写真

この写真はおそらく横浜ランドマークタワーの高層階から撮影したと思われます。

ちなみに、横浜ランドマークタワーは70階建て、高さ296.33メートルで、超高層ビルとしては大阪の「あべのハルカス(地上300m)」に次ぐ日本で2番目に高いビルです。(2016年11月現在)

マンションやビル、塔の高さ比較

ここで高さネタとして、日本のマンションや高層ビル、塔の高さ比較をしてみたいと思います。

  • 三菱地所のオフィスビル【東京駅日本橋口前】:390m(61階) ※2027年度竣工予定
  • あべのハルカス【大阪】:300m(60階)
  • 横浜ランドマークタワー【横浜】:296m(70階)
  • くんくうゲートタワービル【大阪】:256m(56階)
  • 大阪府咲洲庁舎【大阪】:256m(55階)
  • 虎ノ門ヒルズ【虎ノ門】:256m(52階)
  • ミッドタウン・タワー【六本木】:248m(54階)
  • ミッドランドスクエア【名古屋】:247m(47階)
  • JRセントラルタワーズ【名古屋】:245m(51階)
  • 東京都庁【新宿】:243m(48階)
  • サンシャイン60【池袋】:240m
  • 六本木ヒルズ【六本木】:238m
  • 虎ノ門ヒルズレジデンシャルタワー【六本木】:220m(56階)※2019年度竣工予定
  • ザ・タワー横浜北仲【横浜】:約200m(58階)※2020年度竣工予定

  • 東京スカイツリー:634m
  • 東京タワー:332.6m

歴史を残した商業施設・文化施設

「ザ・タワー横浜北仲(THE TOWER YOKOHAMA KITANAKA)」は単なるタワーマンションではなく、マンション低層階には商業施設や文化施設が入り、住民じゃなくても楽しめるエリアが満載です。

ここは南側の1階の「駅前広場」です。緑がたくさんあります。

夜になると、かなり雰囲気のある場所になります。

この辺りは現在はどちらかと言うと、寂しい感じの場所ですが、「ザ・タワー横浜北仲(THE TOWER YOKOHAMA KITANAKA)」が完成したら一気に雰囲気が変わると思われます。

建物1階の「歴史広場」です。

「歴史広場」は夜になると、ライティングの色合いとレンガの色合いが絶妙にマッチして独特の雰囲気を醸し出しています。

マンションのメインの出入口となる「グランドエントランス」はこの奥にあります。

つまり、「ザ・タワー横浜北仲(THE TOWER YOKOHAMA KITANAKA)」の住民は、馬車道駅から出て、この通りを通って帰宅することになります。

「シルクホール」です。2階に上がることができます。

2階の屋外には横浜の景色をゆっくりと楽しめるスペースがあります。

ショップも入ります。

マリンデッキは横浜の新たなデートスポットになりそうです。

馬車道駅直結

「ザ・タワー横浜北仲(THE TOWER YOKOHAMA KITANAKA)」は馬車道駅に直結しているので、雨の日でも濡れずに電車に乗って、通勤・通学ができます。

ただ、人によっては「これほど戸数が多いマンションが完成したら、馬車道駅は人でいっぱいになってしまうのではない?」と不安に思う人もいるのではないでしょうか?

「ザ・タワー横浜北仲(THE TOWER YOKOHAMA KITANAKA)」が完成すると、1176戸の住民が住むことになるので、このエリアの人口がそれなりに増えることになります。

1戸につき2人で計算すると2352人の増加です。そのうちの7割の人が日常的に電車に乗るとなると、約1650人ほど馬車道駅を利用する人が増えることになります。

さらに、このマンションの周辺施設に遊びに来る人も馬車道駅で降りることになるので、さらに利用者は増えます。

ただ、私が馬車道駅を利用して思ったことは、馬車道駅は思っていたよりも大きい駅だったので、利用者が急増しても十分に飲み込めると思いました。

電車から降りると、壁に「ザ・タワー横浜北仲(THE TOWER YOKOHAMA KITANAKA)」の広告がありました。

壁はレンガになっています。しかも、このレンガはかなり古いように見えるので、昔ながらのレンガを残しているのかもしれません。

ここが改札です。かなり開放的な空間になっています。

2階もあって、駅構内はけっこう広いです。

途中、「ブランズ横浜」の広告がありました。「その横浜は本物か」とちょっと挑発的なコピーが書いてあります。

「自社物件も選択肢の1つに入れてもらおう」と、ライバル物件の最寄り駅にあえて配置する広告は、不動産業界ではよくあることです。

この階段を登ると外に出られます。

エントランス〜風除室〜エントランスホール〜エントランスラウンジ

「ザ・タワー横浜北仲(THE TOWER YOKOHAMA KITANAKA)」には5個の出入口があります。

六本木ヒルズが確か6個の出入口があったと記憶していますが、この物件も出入口が多いマンションとなります。

ここがメインの出入口になる「グランドエントランス」です。

馬車道駅を出て、1階の歴史広場を歩いて一番奥に「グランドエントランス」があります。

歴史広場は住民以外の人も歩ける場所ですが、エントランス入口部分に水辺を置いて、ドアを奥まったところに配置することで、住民以外の人が入ってきづらいように設計されています。

実は、歴史広場には途中でもう1つ「サブエントランス」があり、「グランドエントランス」の手前でマンションに入ることもできます。

ただし、お客さん対応できるのは「グランドエントランス」のみです。

北側には車寄せがあり、ここの「コーチエントランス」からも歩いて入ることができます。

ここで3つ目のエントランスですが、「スーパーマーケット」がある西方面にも小さなエントランスが2つあるそうです。

これは「パーキングラウンジ」なので、おそらく車寄せから入ったところのエントランス空間だと思われます。

「グランドエントランス」を入ると、豪華な「風除室」に入ります。

この豪華さはパークコートレベルだと思います。

そして、まるで5つ星ホテルのエントランスのような「エントランスホール」が迎えてくます。

こちらもパークコートレベルの豪華さです。

「エントランスホール」の横には3つの「エントランスラウンジ」が配列されています。

「グランドエントランス」から「風除室」「エントランスホール」「エントランスラウンジ」の流れは、海外の高級ホテルと同等クラスの豪華さだと思います。

この豪華さは1000戸を超える大規模マンションならではです。

5階の共有施設

5階には複数の共有施設が入ります。部屋も5階からです。

北側には「パーディーリビング」があります。北向き5階なのでビューが抜けるかもしれません。

北西の「パーティーダイニング」。

マルチアトリエ(北西)。

スタディルーム(北東)。

フィットネスルーム(北東)。

ゲストルーム「翠(みどり)」(北西)。

ゲストルーム「和(なごみ)」(北西)。

25階の共有施設

25階には「ビューラウンジ」と「ゲストスイート」の2つの共有施設が入っています。

「ビューラウンジ」は基本的にそのマンションの一番景色が良いと思われる場所に設置されることが多いです。

「ビューラウンジ」は北東向きになっています。

北向きの角部屋に「ゲストスイート」があります。ビューがあるので、5階の「ゲストルーム」よりもワンランク上のゲストルームという位置づけだと思われます。

屋上の共有施設

屋上には「ハーバーテラス」と「スカイテラス」があり、ここは住民のみ利用できます。

横浜ベイブリッジ方面の景色が見える「ハーバーテラス」。

ランドマークやみなとみらい方面の景色が見える「スカイテラス」。

部屋・間取り

「ザ・タワー横浜北仲(THE TOWER YOKOHAMA KITANAKA)」は階数によって部屋のランクが4つに分かれています。

各フロアの仕様の詳細は以下の通りです。

階数 ランク 階高 天井高 サッシ高 エアコン
57〜58階 プレミアムフロア 3500mm 2750mm 部屋により違う 全居室に天井カセット型エアコンを実装
52〜56階 エグゼクティブフロア 3500mm 2550mm 2250mm リビングダイニングに天井カセット型エアコンを実装、他居室に壁掛けエアコン設置可
46〜51階 ホテル(46階は展望台)
41〜45階 スーペリアフロア 3500mm 2550mm 2250mm 全居室に壁掛けエアコン設置可
5〜40階 スーペリアフロア 3250mm 2450mm 2150mm 全居室に壁掛けエアコン設置可

階高は公式サイトで公開されているのもを記載しました。

天井高はタブレットの「プラン」の「CH」で確認できますが、現状では5〜40階の部屋には記載がありません。

しかし、私がモデルルームで聞いた時には2450mmと営業さんから聞きました。

5〜40階の部屋は天井高も階高も一般的なタワーマンションに比較すると少しだけ低い仕様のようです。

同じ1000戸を超える「パークタワー晴海」では、低層階でも天井高は2600mm、サッシ高は2300mmだった記憶があります。

ここ数年の私が見てきたタワーマンションの傾向としては、天井高は2550〜2600mm、サッシ高は2200〜2300mmが一般的という印象でしょうか。

また、タワーマンションといえばリビングのエアコンは天井カセット型エアコンが一般的ですが、この物件ではホテル上の部屋しかリビングに天井カセット型エアコンが実装されていません。

ホテル下の部屋ではエアコン設置自体がオプションとなっており、しかも、設置できるのは壁掛けエアコンのみとなっています。

ホテル下の部屋でも角部屋などは1億円を超える部屋もあるので、1億円以上の部屋で壁掛けエアコンというのは、購入者にとっては躊躇するポイントなるのではないでしょうか?

また、最近のタワマンは玄関外にトランクルーム(ゴルフバックやスーツケースなどを収納できる小さな物置みたいなスペース)がある場合が多いですが、「ザ・タワー横浜北仲(THE TOWER YOKOHAMA KITANAKA)」にはトランクルームはありません。

さらに、「ザ・タワー横浜北仲(THE TOWER YOKOHAMA KITANAKA)」のスーペリアフロア(5〜45階)は4種類のカラータイプがありますが、20階まではカラータイプを選ぶことができないそうです。

5〜20階の部屋は間取りや方角だけでなく、デフォルトで決まっているカラータイプも視野に入れながら部屋選びをする必要がありそうです。

角部屋の間取りは北と南が窓のデザインの関係で、リビングが三角形になっています。

東と西の角部屋は一般的な四角のリビングです。

モデルルームを見て思ったのですが、三角形のリビングは数値よりも部屋が小さく感じました。あとは家具の配置も難しいと思いました。

ホテル上のエグゼクティブだったら、北向きの角部屋よりも、東向きの角部屋がいいと個人的に思いました。

東向きなら朝日があたる中で目覚められますし、午後の西日は当たりません。(タワーマンションは夏の午後の西日はかなりきついという声が多いです。)

さらに、山下公園や横浜ベイブリッジ方面の横浜らしさを感じる景色も望めます。

ただ、階によってはアパホテルが視界に入ってくると思われます。

アパホテルの計画当初はガラス張りのデザインになると思いましたが、実際はデザイン的な新しさを感じない、昔ながらのビジネスホテルみたいな外観になってしまいそうです。

これを見ると、白い壁で小さな窓という、お世辞にもデザイン性が高いホテルにはならなそうです。

「ザ・タワー横浜北仲(THE TOWER YOKOHAMA KITANAKA)」と「アパホテル」がガラス張りになれば、お互いを照らし合わせて、シンガポールの金融街のような町並みになるのではないかと期待していたのですが。

サービスアパートメントの「オークウッド」が46〜51階に横浜初進出

「ザ・タワー横浜北仲(THE TOWER YOKOHAMA KITANAKA)」は58階建てですが、46〜51階には高級サービスアパートメント(サービス付き長期・短期滞在型宿泊施設)で有名な「オークウッド」が入ります。

オークウッドは北米、アジア、ヨーロッパで運営する世界のエグゼクティブ御用達ホテルです。

日本では、有名なところだと六本木の東京ミッドタウンに入っていますが、横浜は初進出になります。

東京では六本木、青山、赤坂、麻布十番、南麻布、白金といった資産価値の高いエリアばかりに展開しています。

「ザ・タワー横浜北仲(THE TOWER YOKOHAMA KITANAKA)」内に入る「オークウッド」は46階がロビーで全175室になるそうです。

46階のロビーにはラウンジやレストランも併設し、住宅高層階エレベーターからアクセス可能となっています。

ということは、5〜45階が分譲マンション、46〜51階がオークウッド、52〜58階が分譲マンションということになります。

52〜58階はプレミアム仕様の部屋になるのではないでしょうか?

また、46階には横浜都心臨海部を360度見渡せる展望フロア(面積:約880m²)も併設されるそうです。

この展望フロアには住宅高層階エレベーターからだけでなく、1階から直通の高速エレベーターからも入れます。

展望フロアとオークウッドのロビーがある46階は宿泊客と観光客で賑わいそうです。

1〜2階は商業施設

1〜2階の商業施設

「ザ・タワー横浜北仲(THE TOWER YOKOHAMA KITANAKA)」の1〜2階は商業施設となり、スーパーマーケットやレストラン、カフェなどが入ります。

マンションの建物内に、これらの商業施設が入っていることは、そのマンションの資産価値へとつながります。

雨が降っていても、傘をささずに買い物ができる利便性は最高です。

さらに、馬車道駅にも徒歩1分の直結なので、かなり資産価値が高いマンションになると思われます。

ちなみに、東南アジアではマンション内に商業施設やホテルが入っているマンションが少なくないのですが、資産価値が高いマンションと言われています。

1〜2階が商業施設、5〜58階が分譲住宅&ホテルということは、3〜4階は何になるのでしょうか?駐車場でしょうか?それとも、オフィスでしょうか?「mixed-use(多目的の)」ということなので、色々な使われ方をすると思いますが。

横浜市認定の歴史的建造物を保全・復元

「ザ・タワー横浜北仲(THE TOWER YOKOHAMA KITANAKA)」の建物基壇部では、歴史的建造物を保全・復元し、歴史的建物で構成する約 50m超のガレリア(吹抜歩行者用回廊)を作り、歴史的街並みを感じられるエリアとするそうです。

建物基壇部 建物基壇部 建物基壇部

横浜の観光スポットと言えば、「みなとみらい」と「山下公園」がまず思い浮かびますが、両者の真ん中にある「北仲」も横浜を代表する観光スポットの1つになるかもしれません。

いずれにせよ、横浜を代表するマンションの1つとなることは間違いないと思われます。

周辺環境(※2016年12月20日追加)

2016年12月半ば、横浜に出向いて「ザ・タワー横浜北仲(THE TOWER YOKOHAMA KITANAKA)」の建設地や周辺環境を見に行きました。

「YOKOHAMA KITANAKA PROJECT」と書いてありますが、以前は「(仮称)馬車道駅直結横浜北仲タワープロジェクト」と言っていたようです。

英語で「Mixed-use Intelligence & Delight」と書いてありますが、直訳するなら「複合的な知性と喜び」という感じでしょうか・・・?

すみません、、英語はあまり得意ではないのですが、おそらく「知性と楽しいことが混じり合った複合マンション」というニュアンスなんだと思います。

ここが建設地です。

奥に見えるビルは「横浜第二合同庁舎」です。

「横浜第二合同庁舎」は「ザ・タワー横浜北仲(THE TOWER YOKOHAMA KITANAKA)」から見て南東側に建っているので、南東側が部屋で「横浜第二合同庁舎」よりも低い部屋はビューがないことになります。25階相当でしょうか?

でも、高層階なら山下公園方面のビューを見ながら生活できます。

建設地を囲む壁には、「北仲エリアの歴史」と「横浜の歴史」が書いてありました。

この中からいくつかピックアップしてみます。

  • 1859年:横浜開港
  • 1867年:馬車道 開通
  • 1930年:山下公園 開園
  • 1961年:横浜マリンタワー 開業
  • 1978年:横浜スタジアム 完成
  • 1989年:横浜ベイブリッジ 開通
  • 1993年:横浜八景島 オープン
  • 2002年:赤レンガ倉庫 リニューアルオープン
  • 2004年:北仲通北築・地区計画の決定
  • 2004年:みなとみらい線 開通
  • 2007年:横浜アイランドタワー 建設
  • 2020年:(仮称)馬車道駅直結横浜北仲タワープロジェクト竣工

馬車道や山下公園は戦前からある歴史ある場所のようです。

「高さの違いがわかる横浜の建造物」についても書かれていました。

まとめると、以下の通りです。

  • 横浜中華街/善隣門:約12m
  • 横浜赤レンガ倉庫:約17.8m
  • キングの塔(神奈川県庁舎):約49m
  • 横浜マリンタワー:約106m
  • よこはまコスモワールド コスモクロック21:約112.5m
  • ヨコハマグランドインターコンチネンタルホテル:約140m
  • 横浜ベイブリッジ:約172m
  • 横浜ランドマークタワー:約296.3m

「ザ・タワー横浜北仲(THE TOWER YOKOHAMA KITANAKA)」の高さは約200mです。耐震構造は免震ではなく制震構造のようです。

免震構造の方がコストが高いけど揺れが少ないと言われていますが、制震構造は東京スカイツリーでも採用されている耐震構造です。

高さ100メートルくらいの建物だと免震構造が使えるそうですが、200メートルクラスになると免震構造は使えなくなるそうです。

最近のタワーマンションでは、免震が一般的になっていますが、今年私が内覧した中では「Brillia Tower上野池之端」と「パークコート青山 ザ タワー」が制震構造でした。

観覧車が見える北側は、現状では駐車場エリアになっているのですが、一部で建物が建設中でした。

「何が建つのか?新しいマンション??」と思ったので、働いているおじさんに尋ねてみたところ、なんと「ザ・タワー横浜北仲(THE TOWER YOKOHAMA KITANAKA)」のモデルルームだそうです。

2017年3月に完成するようなので、「ザ・タワー横浜北仲(THE TOWER YOKOHAMA KITANAKA)」の販売開始は2017年3月中かもしれません。

※追伸(2016年12月26日)

公式サイトが公開されました。公式サイトによると「2017年(平成29年)10月下旬販売予定」ということです。

ということは、3〜4ヶ月前にモデルルーム内覧ができると仮定すると、6〜7月頃からモデルルーム内覧開始となるのではないでしょうか?

南西側には「みなとみらい大通り」が走っています。

北西側の「みなとみらい大通り」沿いにはランドマークタワーがあります。

「みなとみらい大通り」は6車線なので、それなりに交通量が多い大きな通りです。

時間帯や曜日によっては、渋滞になるかもしれません。特に、週末はみなとみらいに車で遊びに来る人が多いでしょうから、渋滞になる可能性があります。

南西側の低層階の部屋は、車の騒音や排気ガスが気になるかもしれません。

「みなとみらい大通り」を挟んで向かいには、「横浜アイランドタワー」が建っています。

119mの高層オフィスビルなので、南西側の部屋は場所によっては高層階じゃないと、ビューが確保できません。

「横浜アイランドタワー」の1〜2階の半円形のバルコニーは、2003年(平成15年)11月に横浜市認定歴史的建造物として認定を受けた建物で、すごく歴史を感じます。

1階にはカフェが入っていました。

「みなとみらい大通り」沿いの歩道をランドマークタワーとは逆方向(南西方向)に歩いていくと、地下鉄「馬車道駅」の入口があります。

駅直通なので、マンションから徒歩1分です。

北西側の通りです。太い通りで、開放感がありますが、車はあまり通りません。

北西側には「ノートルダム横浜みなとみらい」という結婚式場があります。

そして、その隣は駐車場です。

駐車場は将来的に何か建物が建つ可能性がありますが、結婚式場がある方面は、結婚式場が潰れない限り、将来的に部屋からのビューが確保されます。

マンションから見た方角でいうと、北〜北西の部屋になります。

「ノートルダム横浜みなとみらい」は2016年8月にオープンした新しい結婚式場です。

この写真が北向きの景色になります。

「ノートルダム横浜みなとみらい」の周辺は広場みたいになっていて、すごく雰囲気がいいですね。

この広場では、毎月第3土日にマルシェ(市場)が開催され、様々な食材を購入できます。(横浜北仲マルシェ)

「ノートルダム横浜みなとみらい」の裏手の川沿いには、カフェがありました。

このあたりの眺めは非常に気持ちいいですし、景色が絵になります。

東側の眺め

観覧車や横浜ワールドポーターズがある北側の眺めも開放感があります。ただ、観覧車は角度的に横からしか見えないようです。

また、現在は目の前が駐車場ですが、将来的にはきっと何か建つでしょう。

ビューが遮られるような高層ビルが建たないといいのですが。

歯医者・薬局

東側の馬車道寄りの通りには、歯医者、薬局、レストランといったいくつかのショップがあります。

レストラン

「肉バル アンカーグラウンド 馬車道店」です。肉をガッツリ食べたくなったら、ここでOKです。

マンション

歯医者、薬局、レストランはこのビルの1階にあるのですが、調べてみたところ、ここはマンションのようです。

シャレール海岸通

「シャレール海岸通」というUR賃貸住宅です。

2012年(平成24)年3月に完成した214戸のマンションです。

間取りは1K〜3LDKで、床面積は28〜109㎡、家賃は95,900〜263,600円です。

UR賃貸住宅は礼金、仲介手数料、更新料、保証人が不要なので、けっこう人気があるようで、現状では空室は出てないようです。

東側の通り

馬車道から見た東側の通り。左が「横浜第二合同庁舎」、右が「シャレール海岸通」です。

カフェ サイクリングショップ コンビニ

「シャレール海岸通」の馬車道沿いの1階には、カフェ、サイクリングショップ、コンビニがあります。

現状では、ここが一番近いコンビニです。

しかし、「ザ・タワー横浜北仲(THE TOWER YOKOHAMA KITANAKA)」の1〜2階は商業施設になるので、コンビニが入る可能性があります。というか、24時間営業のコンビニは便利なので入ってほしいですね。

横浜第二合同庁舎

馬車道沿いの「横浜第二合同庁舎」の入口です。

元は1926年(大正15年)に再建された「横浜生糸検査所」で、1990年(平成2年)に横浜市認定歴史的建造物に認定されています。

「ザ・タワー横浜北仲(THE TOWER YOKOHAMA KITANAKA)」側の高層階ビルは、1995年(平成7年)の改装の時に付け加えられました。

現在は行政機関が入居しています。

この日は、入口では演奏会がやっていました。

夜景

馬車道で食事した後、夜に「ザ・タワー横浜北仲(THE TOWER YOKOHAMA KITANAKA)」建設地に戻って、夜景の写真も撮ってみました。

北側から西側に向けた夜景です。

北側に観覧車、北西にランドマークタワーが建っています。

「ザ・タワー横浜北仲(THE TOWER YOKOHAMA KITANAKA)」は北側が景色が抜けるし、夜景もきれいなので人気になると思われます。

さらに、北東には奥に海が見えるので、一番人気は北〜北東側の部屋になるのではないでしょうか?

あとは、東側の高層階なら、山下公園方面のビューが抜けるので、山下公園&オーシャンビュー&横浜ベイブリッジビューで人気になるかもしれません。

西〜南側は「みなとみらい大通り」に面していますし、景色も普通のタウンビューですし、午後の西日もきついので、一番価格が安くなると思われます。

ただ、価格に関しては「部屋の向き」よりも「部屋からの眺望があるかないか」の方が影響が大きいと思われます。

みなとみらいの散歩は開放感があって気持ちいい

お昼ごろ、「ザ・タワー横浜北仲(THE TOWER YOKOHAMA KITANAKA)」周辺を散歩してみたのですが、みなとみらいは開放感があって気持ちいいですね。

水辺なので、晴れているとキラキラとしています。

そして、意外と車の量が少ないです。そのせいか、街がすごく静かで、空気がきれいな印象を受けました。

アパホテル&リゾート〈横浜ベイタワー〉建設地

UR賃貸住宅「シャレール海岸通」の裏手は現在、駐車場になっていますが、2019年9月にアパホテル&リゾート〈横浜ベイタワー〉が開業予定です。

アパホテル&リゾート〈横浜ベイタワー〉

着工は2017年3月。地下2階地上37階、高さ約135m、客室数2400室のアパホテルとしては最大規模のホテルになる予定です。

1〜3階にはエントランス、ロビー、レストラン、大浴場ができます。

デザインはガラス張りになるようなので、今までのアパホテルとはちょっと違ったワンランク上のホテルになりそうです。

みなとみらい周辺は今後、ホテル競争が激しくなります。

2019年6月には地上22階、地下1階建て、315室の「ハイアット リージェンシー 横浜」が山下公園近くに開業予定です。

オークウッドだけでなく、ハイアットも横浜初進出となります。

さらに、2017年2月に竣工予定の三井不動産レジデンシャルの「ブルーハーバータワーみなとみらい」の隣にも、ワンランク上のビジネスホテル「(仮称)ホテルビスタプレミオ横浜みなとみらい」が建ちます。

さらに、「ブルーハーバータワーみなとみらい」と「パシフィコ横浜」の間にも、MICE施設整備事業として14階建てのホテル「横浜ベイコート倶楽部(仮称) 」が建つことが決定しています。

みなとみらい周辺には元々、以下の6つのホテルがありました。

  • 横浜ロイヤルパークホテル(ランドマークタワーの上層階)
  • 横浜ベイホテル東急(観覧車前)
  • ヨコハマ グランド インターコンチネンタルホテル(観覧車斜め向かい)
  • ニューオータニイン横浜(TOCみなとみらい内)
  • 横浜桜木町ワシントンホテル(桜木町駅近く)
  • ナビオス横浜(汽車道近く)

上記のホテルに続き、2020年までに以下のホテルができます。

  • (仮称)ホテルビスタプレミオ横浜みなとみらい:2017年夏開業予定
  • ハイアット リージェンシー 横浜:2019年6月開業予定
  • アパホテル&リゾート〈横浜ベイタワー〉:2019年9月開業予定
  • オークウッド(ミクストユースタワー内):2020年2月開業予定
  • 横浜ベイコート倶楽部(仮称) :2020年春頃開業目指す

東京オリンピックが2020年7月から始まるので、それに間に合うように横浜でもホテル建設ラッシュが続きます。

将来的には、カジノが横浜にできることも織り込んでいるかもしれません。

横浜ワールドポーターズ

AEONやVIVREの看板がありますが、右側の建物は「横浜ワールドポーターズ」というショッピングモールです。

このあたりは観覧車があるせいか、観光客が多い印象を受けました。

「横浜ワールドポーターズ」の裏手に見える流線型の建物は、「ヨコハマ グランド インターコンチネンタルホテル」です。

ホテルナビオス横浜

「横浜ワールドポーターズ」のすぐそばには、「ホテルナビオス横浜」があります。

部屋から「みなとみらい」を一望できるホテルです。

アニヴェルセル みなとみらい横浜

観覧車の左側にあるヨーロッパ風の建物は、「アニヴェルセル みなとみらい横浜」という結婚式場です。

みなとみらいは雰囲気がいいせいか、結婚式場が3つもあります。

汽車道

先程の「ホテルナビオス横浜」から桜木町駅まで結ぶ「汽車道」です。昔はここを列車が走っていました。

汽車道

水に囲まれた「汽車道」を歩くのも気持ちよかったです。

クイーンズイースト

左3塔のビルがショッピングモールの「クイーンズイースト」、右が「横浜ベイホテル東急」です。

ランドマークタワー

なんだかんだいって、「ランドマークタワー」の存在感が一番でした。

水辺

みなとみらいは景観を考えてデザインされた街なので、歩いていてすごく気持ちよかったです。

晴れていれば、ランニング(みなとみらいラン)もいいと思います。

建設状況(2018年8月半ば)

2018年半ばに「みなとみらい」に食事に行ったついでに、「ザ・タワー横浜北仲」の建設状況の写真を撮ってきました。

ちなみに、「ザ・タワー横浜北仲」のはすでに完売御礼となっています。今後、中古でどのくらいの価格が付くのかに注目です。

横浜で1100戸を超える戸数のマンションを売るのは大変だと思いましたが、あっという間に完売してしまいました。

まず、びっくりしたのが、みなとみらいの中心に「グランモール公園」があるのですが、そこを一直線に走る通りの先に「ザ・タワー横浜北仲」があります。

これは内覧した時には気づきませんでした。

一番上まで完成したら、「ザ・タワー横浜北仲」はこの通りからさらに目立ち、まさにランドマークとなるタワーマンションになると思います。

ここはTSUTAYA(ツタヤ)とSTARBUCKS(スターバックス)があるところで、みなとみらいでも人通りが多いエリアになります。

ここが「グランモール公園」で左にショッピングモールの「マークイズみなとみらい」、右に「横浜美術館」があります。

現状では「横浜ランドマークタワー」の存在感が圧倒的ですが、「ザ・タワー横浜北仲」が完成したら、ここからもすごく目立つマンションになりそうです。

「クイーンズスクエア横浜」の前です。今はオブジェで隠れていますが、58階まで完成したらオブジェ越しにそびえ立つことになります。

ちなみに、2018年8月半ば時点では35階くらいまで建設が進んでいました。

「クイーンズスクエア横浜」の馬車道側から見た「ザ・タワー横浜北仲」。

「みなとみらい」は絵になる風景が多いです。

「日本丸メモリアルパーク」から撮影。この辺りは定期的にイベントが行われているようです。

「みなとみらい大通り」です。右手には「横浜市総務局 新市庁舎」が建設中です。32階建ての建物が立ちます。

「ザ・タワー横浜北仲」の手前に駐車場がありますが、ここにも将来的にマンションが建つ可能性があります。

ただ、敷地がちょっと狭いので、「ザ・タワー横浜北仲」ほどの規模感のあるマンションにはならないと思います。

ここからは「汽車道」からの景色になります。

「ザ・タワー横浜北仲」の右手では「横浜市総務局 新市庁舎」が、左手では「アパホテル」が建設中です。

今年の夏は暑いので、猛暑の中、建設作業員の方たちも大変でしょうね。

手間に建つ茶色の建物は結婚式場の「ノートルダム横浜みなとみらい」です。

この結婚式場がある限り、この建物の上の部屋はビューが確保されます。

しかし、日本の少子化が進み、結婚する人が減っていくと、結婚式需要も下がると思うので、将来的に別の建物が建つ可能性もあるかもしれません。

汽車道を歩く人からの視線、アパホテルに宿泊する人からの視線と、周囲の人の視線が気になるマンションでもあります。

こちら側にも駐車場がありますが、ここも将来的にマンションが建つ可能性があります。

このエリアは敷地は大きいので、タワーマンションが建てられると思います。

ただ、汽車道からの距離が近いので、「ザ・タワー横浜北仲」以上に汽車道を歩く人の視線が気になると思われます。

完成したら「横浜ランドマークタワー」と共に、このエリアのランドマークとなるでしょう。

そして、人の流れも変わると思います。

住居だけでなく、店舗も入るので、確実に「馬車道駅」の利用者は増えるでしょう。

これは「ヨコハマ グランド インターコンチネンタル ホテル」側から撮った写真です。

観覧車に乗っている人からの視線も気になりそうですね。

タワーマンションでもカーテンは必須だと思われます。

これは「カップヌードルミュージアム」の交差点のとこから撮った写真です。

この辺りは道路が太いので、開放感があります。

これは「赤レンガ倉庫」の前から撮りました。ここからだと「アパホテル」が目立ちます。

「アパホテル」は「クイーンズスクエア横浜」に似た白い外観になったのがちょっと残念です。

「アパホテル」の手前の建物もかなり古いので、いずれ建て替わるかもしれません。

「象の鼻パーク」から撮影。完成が待ち遠しいです。

追伸)2019年3月時点の建設状況について以下の記事に書きました。

ザ・タワー横浜北仲の2019年2月末〜3月初旬の建設状況、今後周辺に建つ予定の2棟のタワーマンションの高さは136m?

2019年3月5日

北仲通北地区再開発について 〜 周辺には高層ビルが建つのか?

今回、「ミクストユースタワー」建設地を見て感じたのとは、周辺に駐車場が多くて、まだまだ開発余地があるということです。

そこで、改めてこのエリアの再開発について調べてみました。

そもそも、「ミクストユースタワー」は「北仲通北地区再開発」の一環でした。

元々、このエリアは横浜の中でも歴史ある場所で、水際の美しさもあり、新しさと歴史が融合した独自性ある景観形成を目指す再開発のようです。

東京だと豊洲や有明といった臨海副都心エリアが水際の美しさと新しさがありますが、歴史がありません。

しかし、「ミクストユースタワー」が建つ北仲通北地区は、古来より陸地で戦前からの歴史があります。それゆえ、歴史的建造物も多いエリアです。

「ミクストユースタワー」の建設は、元々は三井不動産レジデンシャル、丸紅、森ビルの3つの事業者で行われる予定だったようですが、現状では森ビルはリストから消え、三井不動産レジデンシャルと丸紅の2社の建設計画となっています。

北仲通北地区再開発

北仲通北地区再開発は、上の画像のように「A」「B」「C」と3つのエリアに分かれています。

そして、A地区は1〜4まで分類され、B地区は1〜3まで分類されています。C地区は「横浜第二合同庁舎」なのでこのままです。

「ミクストユースタワー」はA-4地区に建ちます。

2016年12月現在までの、建設状況と建設予定をまとめると以下のようになります。

  • A-1地区:未定(現在、駐車場)
  • A-2地区:未定(現在、駐車場)
  • A-3地区:結婚式場「ノートルダム横浜みなとみらい」
  • A-4地区:超高層タワーマンション「ミクストユースタワー」2020年2月竣工予定
  • B-1地区:未定(現在、駐車場)
  • B-2地区:アパホテル&リゾート「横浜ベイタワー」2019年9月開業予定
  • B-3地区:UR賃貸住宅「シャレール海岸通」
  • C地区:横浜第二合同庁舎

私が気になったのが、「ミクストユースタワー」周辺の空き地に高層ビルが建つのか?ということです。

なぜなら、今は駐車場なので景色が抜けていますが、将来的に高層ビルや高層マンションが建つなら、景色が遮られるからです。

B-2地区のアパホテル&リゾート「横浜ベイタワー」は高さ約135mの37階になることがすでに決定しています。

ということは、「ミクストユースタワー」の東南の部屋は、高層階以下は景色がアパホテルに遮られることになります。

一番気になるのは、「ミクストユースタワー」の北側のA-1地区とA-2地区、そして東側のB-1地区です。

この3つの地区は、現状ではまだ正確には決まっていないようですが、過去の北仲通北地区再開発の資料に目を通すと、高層タワービルの建設が計画されていたようです。

北仲通北地区再開発

上の画像は2016年3月に三井不動産、丸紅、森ビルの3社によって、報道関係者に向けた資料に掲載されたものです。

これを見ると、現在、駐車場であるA-2地区とB-1地区にも高層ワターが建つ計画があることが分かります。

アパホテルは37階ですが、B-1地区のタワーも同等の高さがあります。

北仲通北地区再開発では、ミクストユースタワーを含めた4塔の高層ビルの計画があるようです。

北仲通北地区再開発

上の画像と下の4つの画像は2007年(平成19年)1月段階の森ビルの計画です。

リーマンショック前からこのような高層タワー再開発の予定があったことが分かります。

A-2地区のタワーのデザインはなんとなく六本木ヒルズのようです。

ただし、だいぶ前の計画資料ですし、赤字で「この資料の内容は検討段階のもので確定したものではありません。」と書いてあります。

北仲通北地区再開発

これを見ても、4つのタワーが計画されていることが分かります。

北仲通北地区再開発

北仲通北地区再開発のタワーの中でも、「ミクストユースタワー」は一番高いタワーとなっています。

北仲通北地区再開発 北仲通北地区再開発

といっても、上記はあくまで計画であり、実際に実行されるかどうかは今は分かりません。

計画が計画で終わって、実行されない再開発も多いですから。

再開発計画を実行するには、それを実行するためのお金や地権者との交渉が必要となります。

景気が良ければ、計画通り進む可能性も出てきますが、多くの場合、都市計画は最高の理想から始まるので、ここから徐々に妥協論も出てくることもあるでしょう。

いずれせよ、「ミクストユースタワー」周辺は将来的に大きく変わる可能性を秘めています。

周辺にタワーが建つなら、ビューが抜けなくなるというデメリットもでてきます。

現状で低層階でも確実にビューが抜けるのは、A-3地区の結婚式場側の東北の部屋ということになりそうです。

再開発の計画がすべて完結したら、シンガポールのマリーナエリアのような感じになりそうです。

物件概要

所在地 神奈川県横浜市中区北仲通五丁目 57-2 他(地番)
交通
  • 横浜高速鉄道みなとみらい線「馬車道」駅下車徒歩1分(サブエントランスより。メインエントランスから徒歩2分)
  • JR京浜東北線・根岸線、横浜市営地下鉄ブルーライン「桜木町」駅下車徒歩8分(コーチエントランスより)
用途地域 商業地域
構造・規模 鉄筋コンクリート造一部鉄骨造・地上 58 階建、地下 1 階建
敷地面積 13,135.37 m²
建築面積 8,760.12 m²
延床面積 168,225.33 m²
総戸数 1,100戸超
建物竣工予定時期 2020年2月
設計・施工・監理 鹿島建設(株)

関連・出典サイト

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