東京で大使館が多いエリアに建つマンションは資産価値が高い

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今まで「このマンションは資産価値が高そうだな」と思うマンションを内覧してわけですが、その課程で思ったことがあります。

それは、資産価値が高いマンションの近くには大使館が多いということです。

逆から見ると、大使館が多いエリアに建つマンションは資産価値が高いマンションを見ることができます。

そこで、各国の大使館の場所をチェックしてみました。

地図で見る大使館エリア

Google Mapで「大使館 東京」などと検索すると、下の地図のように大使館が赤いマークで表示されます。

といっても、全ての大使館が表示されるわけではないようです。

また、赤いマークだけで、「◯◯大使館」と文字が出ないこともありますが、私の方で付け足してみました。

◎「大使館 東京」で検索
大使館 東京
※クリックで拡大

これを見ると、「港区」に大使館がたくさんあることが分かります。

◎「大使館 港区」で検索
大使館 港区
※クリックで拡大

「大使館 港区」で検索すると、なぜか赤坂にある「アメリカ大使館」や「カナダ大使館」が表示されません。

◎「大使館 千代田区」で検索
大使館 千代田区
※クリックで拡大

番町も大使館が多いエリアです。イギリス大使館は皇居が望める一番良い場所にあります。

◎「大使館 六本木」で検索
大使館 六本木
※クリックで拡大

◎「大使館 麻布」で検索
大使館 麻布
※クリックで拡大

港区の中でも六本木や麻布は大使館が多いエリアのようです。

港区の六本木や麻布に大使館が多い理由

港区に大使館が多い理由をネットで調べてみたのですが、以下のような理由があるようです。

麻布十番は、世界各国の人がつどう町:東建月報2006年8月号掲載

港区に大使館が多い理由は、幕末の開国期、日本にやってきた外国人の滞在のために大きな寺院が用いられることが多かったが、それらが数多く港区内に立地していたからだ。元麻布の善福寺は最初のアメリカ公使館であるし、そのほかにもイギリス、プロシア、フランス、ポルトガル、オランダ、スイスなどの外交代表団の宿泊所や公使館に用いられた寺が点在している。江戸の頃からこのあたりが国際的になる素地はあったわけだ。

こち亀は「亀なし」? 港区に大使館が多いワケ…。知られざる東京トリビア | ダ・ヴィンチニュース

そして、やたらと港区に集中している大使館や領事館。今では、港区内に80を超える大使館や領事館があるのだが「なぜ大使館は麻布のあたりに多いのか?」と疑問に思ったことがある人も少なくないはず。実は、明治維新後に大名屋敷の跡地が都合よく空いていたことや、このあたりの寺院が幕末から外交使節団の宿泊所として使われていたことが関係しているそう。特に場所を定めたわけではないが、各国の人々は母国と行き来する横浜港が近いことを好み、政府は公館の場所が固まっていたほうが警備や監視しやすかったので、お互いの利害が合致したのだ。

なぜ港区には大使館が多い? – その他(社会) | 【OKWAVE】

諸外国の大使館の多く、は皇居の南側、いわゆる城南地区に集中していますね。特に南麻布一帯にはなんと40以上の大使館があるそうです。
そしてそのほとんどが高台にあります。
どうしてこんなに特定の場所に集中しているかと言うと、諸外国から初めて大使館を受け入れた当時の明治政府が、

1.大使館がまとまって建っている方が警備上都合がいい。
2.使い道の無くなった大名屋敷跡が活用出来る。

と言った理由のため、そのような大使館設置の方針だったようです。

また、日本に来る欧米人自身も日当たりが良くてまわりを見下ろせる高台を好み、山手の台地を選んだとということもあるようです。
逆に、当時の日本人は水の便の悪い高台を嫌い、低地を好む傾向があったようです。

港区にはなぜ大使館が集中しているのですか? – 明治政府の方針で大使館… – Yahoo!知恵袋

明治政府の方針で大使館を集中させた方が警備しやすかったからです。もともと、麻布はアメリカ公使館、高輪にはイギリス公使館が置かれていました。もともと麻布界隈は日本で公使館が置かれた場所だったのです。さらに、麻布いったいは、江戸時代に大名屋敷があったところで、明治維新以降、空き地が増えたのも大きな理由です。

暮らす麻布|シティハウス東麻布|都営大江戸線「赤羽橋」駅徒歩4分|東京都港区のマンション|住友不動産

日本にある約140カ国の大使館の約半数は港区内にあるのを
ご存知でしょうか。それは、江戸時代末期に日本が世界へ国際交流の
門戸を開いたとき、アメリカ、イギリスなどの公使館が港区内の寺に置かれ、
明治維新後は政府が旧大名家の屋敷跡地を大使館用地として
各国に提供したことが始まり。麻布エリアのインターナショナルな趣は、
大名屋敷が建ち並んだ街の歴史を背景としています。

ここまでをざっくりまとめると、次の3つの要素に要因しているようです。

  • 江戸時代末期、日本に来た外国人の宿泊施設として寺院が使われ、その寺院の多くが港区にあった。
  • 明治維新後、旧大名家の屋敷跡地を大使館用地として各国に提供した。
  • 明治政府の方針で大使館を集中させた方が警備しやすかった。

大使館の住所

2015年のGDP順に上から50カ国の大使館の住所を確認してみたいと思います。

今回、初めて各国の大使館のホームページを見たのですが、クオリティが低いものが多くてビックリしてしまいました。。もう少し、なんとかならないのでしょうか・・・。

50カ国の大使館があるエリアをまとめると・・・

  • 港区:29
  • 千代田区:8
  • 渋谷区:7
  • 品川区:3
  • 目黒区:3

圧倒的に港区が多いです。

  • 南麻布:8
  • 六本木:5
  • 元麻布:4
  • 麹町:3
  • 三田:3
  • 赤坂:2
  • 広尾:2
  • 二番町:2
  • 上大崎:2
  • 南平台町:2
  • 西麻布:2
  • 一番町:1

南麻布が大使館が一番多いエリアとなっています。

もう少し、大きな括りでくくると以下のようになります。

  • 麻布:14
  • 六本木:5
  • 番町:3
  • 麹町:3
  • 三田:3

圧倒的に麻布に大使館が集中していることが分かります。

もちろん、GDPで上位50位までなので、全ての大使館ならまた違った数値になるかもしれませんが。

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